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    Web・DTPデザイナー
    巻 渚紗さん
    1992年、熊本市生まれ。熊本学園大学付属高校、熊本県立大学卒業。高校時代は伝統民族音楽サークルでアフリカの楽器「ジャンベ」を叩き、製菓サークルにも所属。お菓子作りは今も趣味。「最近は、歴史好きな友人と行く資料館巡りが好きで、刺激を受けます」。

    好きだった”デザイン”を仕事にできて、いま充実しています!

    上益城郡嘉島町のデザイン会社「(株)ナインデザイン」に勤める巻さん。様々な企業のWebページや広告、紙媒体などのデザイナーとして頑張っています。

    ロックバンド「L’Arc en Ciel(ラルクアンシエル)」が好きと話す巻さん

    「幼い頃から食べることが好きで、よくお菓子を買っては空き箱を大事に集めていました。また、絵も好きで小学生の頃はイラストレーターになるのが夢でした」と話す巻さん。

    そうした幼少期の体験や夢が、デザインに興味を持ったきっかけでした。

     

    高校卒業時には、デザインの専門学校への進学も考えましたが、結局、心理学の勉強をするために熊本県立大学に進学。

     

    「デザインとは無縁の学生生活でしたが、大学で受けた職業適性テストでアート・芸術系の仕事が向いていると分かり、絵やデザインが好きだった気持ちを思い出した」という巻さん。

     

    就活では、パッケージなどを制作する企業を目指しましたが願いは叶わず、卒業後は事務職に就きました。

    自分の思いに向き合いデザイナーの夢を叶える

    細部まで確認し、デザインをさらに良いものへ仕上げる。締め切りまで全力投球!

    Webや紙媒体のデザイナーは、専門学校や美術系大学・学部を卒業して就職する人が多いだけでなく、求人の募集要項でも、実務経験が求められることも少なくありません。

     

    「事務の仕事に就いて1年ほど経った時、職業訓練校で制作ソフトの操作などが習えることを知りました。それをきっかけに、諦めかけていたデザイナーへの夢が、日に日に大きくなりました」。

     

    仕事を辞めた巻さんは、訓練校でデザインや制作ソフトの勉強を開始。同時に、デザイン系の求人を日々チェックし、現在の職場を見つけたそうです。

    とはいえ経験が浅く、「当初は要望されたデザインが浮かばす、思いを形にする方法もなく落ち込みました」と入社当時を振り返ります。

     

    その後、「週に一つ、自分が好きなデザインを模写して提出」するという課題を続けたことで、デザイン力が身に付きました。

    今後は、苦手なデザインパターンを克服し、「一人で企画やディレクションができるようになりたい」と話します。

    ノートなどにデザインラフを描き、アイデアをひねり出す。「お客様が最初に見た時のリアクションが気になります」

    Web・DTPデザイナー
    になるために巻さんがやったこと
    • 職業訓練校などでデザインやソフトウェア操作の勉強
      デザイン経験がなかったので、職業訓練校でデザイン講座を受講。仕事で使うイラストレーターなどの資格取得を通して、基本操作を覚えました。またCSSなどwebページの制作についても学びました。
    • デザイナーの求人を探す
      デザイナーとしての実務経験を求められる場合が多いので、「実務経験問わず」の求人をチェックしていきました。高校卒業時からデザイナーを目指す人は、デザインの専門学校などを卒業すると見つけやすいと思います。
    • 夢を諦めずに動いてみる!
      自分が就きたい職業に向かって諦めずに動いたことで、夢が実現したと思います。サークルに入ったり、ソフトを買って自分で制作してみたり、実際に行動することが大切です。
    巻さんの
    お仕事必須アイテム
    • パソコン
      巻さんが使用している『iMac』。ソフトはイラストレーターやフォトショップ、ドリームウェーバーを使っています。
    • 好きなデザインを集めたファイル
      外出先などで自分の好きなデザインのパンフレットやフライヤーなどを見つけてはファイリング。アイデアの引き出しを増やすために欠かせません。
    • ノート
      日記代わりに使ったり、仕事の打ち合わせに使ったりと様々な場面で活躍!以前のメモを見返すと自分の成長の跡が見えて、ステップアップが実感できるとか。