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    自動車整備士
    井島 崇昇さん
    1996年、熊本市生まれ。県立翔陽高校卒業。高校時代は弓道部に所属。幼い頃から電車や車などの乗り物や機械系のおもちゃが好きで、よく分解して遊んでいた。少年時代に一緒に遊んだ友人たちとは、今もドライブを楽しむ仲。趣味は、愛車のニッサン「180SX」を修理しながら乗ること。

    子供の頃から大好きだった車にずっと触っていられるのが楽しい!

    熊本市東区の自動車整備会社「(株)C・L・S」で働く井島さん。高校卒業を機に現在の会社に就職。1年後に3級整備士資格を取得し、自動車整備士になりました。

    「幼い頃から機械が好きで、人とは違うものを持ちたくて自分でおもちゃを改造していました」と子ども時代を振り返る井島さん。さらに、「中学時代に友人たちと自動車レースのゲームにハマった」のが車好きになったキッカケと話します。

    友人には自動車関係の学科に進学した人や就職した人も多かった中で、井島さんは機械系コースのある高校に進学。「もちろん車は好きでしたが、一点ものの部品を作り出す機械加工の仕事に憧れていて、卒業時に機械メーカーの試験を受けたものの不合格でした。

    その後、新たな求人を探しているときに見つけたのが同社。「募集要項に”自動車整備士の資格不問”と書いてあったので。チャンスだと思いチャレンジしました!」。

    整備では乗用車、トラックなど、様々な車種を運転するため、自動車免許はミッションで取得を!

    車への興味と将来の夢が整備士の仕事を続ける理由

    実は、自動車整備関連の会社や工場の求人には、多くの場合、募集要項の条件欄に「整備士資格」があるため、自動車学科のある高校や専門学校などに進学し、資格を取ってから就職する人が多いのです。

    一方、井島さんは高校が総合学科・機械系だったため整備士資格は取得しておらず、受験には実務経験が必要でした。

    「エアコンなどの電気系からエンジンなどの機械系まで、自動車には総合的な技術と知識が必要で、覚えることも多く不安でした。しかし、先輩に教えて頂きながら実務経験を積み、何とか3級整備士試験に合格できました」。

    現在では、車検や修理なども一人で行い、整備内容をお客様に説明することも。
    「お預かりした車をお返しする際に、お客様から「また来るから」と言っていただける時にやりがいを感じます」。

    今後は、自動車検査員の資格取得を目指し、将来は「自分の整備工場を持つ」という夢を抱く井島さん。車への情熱は、ますます膨らんでいます。

    「旧車やバイクも好き」と話す井島さん。休日も友人に会うと整備や車の話に

    自動車整備士
    になるために井島さんがやったこと
    • 自分の好きなことに熱中する
      高校は機械系コースだったため自動車に触れる機械はありませんでした。
      しかし、車は好きだったので、整備士経験を持つ先生に個人的に話を聞いたり、自動車科に進んだ友人と遊んだりして、自動車整備について教えてもらっていました。
    • 1年の実務経験を経て資格を取得
      国家資格である自動車整備士は、「自動車整備士技能検定試験」3〜1級に合格することで取得できます。
      受験資格には実務経験(国土交通省の認めた学校を終了した人は免除)が必要で、卒業した学科などでも期間が変わります。
      私は仕事で実務経験を積み、週3回2〜3時間ほど(一社)熊本県自動車整備振興会が行っている講習を受講し、3級を取得しました。
    井島さんの
    お仕事必須アイテム
    • 時計
      整備士は時間管理が大切。スケジュールに沿って決められた作業時間で仕事します。腕時計は、お客様の車にキズが入る場合があるため着用NG。壁掛け時計や携帯で確認します。
    • メモ帳
      “忘れ”防止のため、仕事での気づきや覚えるべき事柄のほか、整備スケジュールや電話応対時の連絡事項など、様々なことをメモしています。
    • 工具
      専門的な工具を含めると相当な数に。写真は先輩から譲り受け大切にしている「ラチェットレンチ」。 基本的なツールが入ったセットは5万円ほど。